「Ryzen 5で新しいパソコンを作ろうか」
さて、それではまずはパーツ選びから始めよう。
パーツ選びをするために重要なことはどのようなパソコンが欲しいか、と言うことだ。
私は何を必要としている?
考えてみた。
私がパソコンを使ってすることは、まずPhotoshopやIllustrator等を使っての画像処理、Dreamweaverでのホームページ編集、Web閲覧、メールの送受信、SNSやブログなどの更新など。Officeも使うことはあるがあまり多くはない。通常はテキストエディターがあれば充分、と言うくらい。あとはもしかすると動画の編集、なんてこともやるかもしれない。(最近はあまりやっていないな。)
そんなものか。
今回どうしてもパソコンを新しくしたかった大きな理由は友人のSurface bookを見せて貰って唖然としたOSやアプリの起動や動作の速さと軽さを自分のパソコンで実現したい、と言う事だった。
そしてもうひとつ。今使っているパソコンの音の大きさだ。パソコンのスイッチを押した途端に暑苦しい気分になるファンの音。これもどうにかしたい。
そうだ、それに先に書き忘れていたが音楽を聴く道具としても最近はパソコンばかり使っている。これも重要な点かもしれない。音が良くて静かなパソコン。
高性能なパソコンと静かなパソコン、両立するのは難しいテーマでもある。しかし(思い切り希望的観測、だが) Ryzenなら可能に違いない。
CPUはRyzen 5の6コア12スレッドか4コア8スレッド。(気持ちはほぼ6コア12スレッドのRyzen 5 1600に傾いている。)
どちらのタイプにしろ使えるチップセットは同じなのでいつもならまずマザーボードから決めていこう、と言うところだが・・・
今回はPCケースと電源から決めてしまった。
先に書いたように今回の重要なテーマは「静かなパソコン」。だからまずPCケースは「静音タイプ」の物にしよう。
候補は・・・
Fractal Design Define R5
Fractal Design Define R5 Black Pearl PCケース CS4987 FD-CA-DEF-R5-BK
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Antec Performance One P100
売り上げランキング: 18,755
ANTEC P280
売り上げランキング: 25,791
CoolerMaster Silencio 452
CoolerMaster ミドルタワーATXケース Silencio 452 (型番:SIL-452-KKN1-JP)
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どれも静音タイプのケースとして評価されている。
そして電源は、
ANTEC NE650CかCorsair CX650M、(どちらも80PLUS BRONZE認定の650ワット電源)
ANTEC アンテック 80PLUS BRONZE認証電源 ANTEC アンテック NeoECO Classicシリーズ 650Wモデル NE650C
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Corsair CX650M 80PLUS BRONZE認定 PC電源ユニット PS628 CP-9020103-JP
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こんな感じか。
この中のどれにするか・・・
などとWebを色々見て回りながら考えていたのだが。
6月のある日、Webを見て回るだけではピンと来ないこともあるな、と思い「店で実物を見て来るか。」と札幌駅の横にあるYカメラまで出かけてみた。
そこで見たのが、
Corsair Carbite 100R Silentと言うケース。
Corsair Carbite 100R Silent ATX対応ミドルタワーPCケース CS5332 CC-9011077-WW
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これが気に入ってしまった。
地味だがなんともたたずまいが良い。デザイン、かな。内部の作り、かな。はっきりとは言えないのだが、これにしたい、と思ってしまったのだ。それから価格を見てみる。あれっ、思ったよりずいぶん安い。「Silent」と言うのだから静音タイプなのだろう? でもこの価格で大丈夫かな? そんなことを考えながらも、先に感じた「これにしたい」が勝ってしまった。
買ってしまえ。
それなら電源も一緒に買っちゃおうか。
同じ売り場で目に入ったのが、オウルテック RA-650S
オウルテック 80PLUS SILVER取得 HASWELL対応 ATX電源ユニット 3年間交換保証 FSP RAIDERシリーズ 650W RA-650S
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価格は意外に安いが80PLUS SILVER認定だ。この価格帯でSILVER認定は珍しい。それが品質を保証する物ではないと言うことは分かっていてもついそれにつられる素人の悲しさ、か(笑) まあ日本製コンデンサー使用とも書いてあるので大丈夫だろう。
と言うわけで衝動買いに近い感じで「今回はPCケースと電源から決めてしまった。」と言う事になってしまった。